この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
|
linux:podoma [2011/08/31 02:39] miyako |
linux:podoma [2011/08/31 04:46] (現在) miyako [mailmanインストール] |
||
|---|---|---|---|
| ライン 224: | ライン 224: | ||
| /etc/dovecot/dovecot.conf | /etc/dovecot/dovecot.conf | ||
| - | サーバーをIPv6を利用しない設定にしてあるので、postfixやdovecotもIPv6を利用しないように設定してやらないとerrorやwarningとなる | + | サーバーをIPv6を利用しない設定にしてあるので、postfixやdovecotもIPv6を利用しないように |
| + | 設定してやらないとerrorやwarningとなる | ||
| #listen = *, :: | #listen = *, :: | ||
| ライン 310: | ライン 311: | ||
| こちらもデータベースなど使わずテキストファイルで管理する。 | こちらもデータベースなど使わずテキストファイルで管理する。 | ||
| 先ほど認証用ファイルで設定した以下のファイルに1ユーザ1行で追加していく | 先ほど認証用ファイルで設定した以下のファイルに1ユーザ1行で追加していく | ||
| - | この時、Postfix側のユーザー登録がされていないとユーザーディレクトリが見つからなくてエラーとなる(んじゃないかな・・・試してないけど) | + | この時、Postfix側のユーザー登録がされていないとユーザーディレクトリが見つからなくてエラーとなる |
| + | (んじゃないかな・・・試してないけど) | ||
| 編集するファイル | 編集するファイル | ||
| ライン 321: | ライン 323: | ||
| パスワードの作成 | パスワードの作成 | ||
| - | 説明が後になったが、ユーザーを作成する際に指定したセキュリティで暗号化されたパスワードを生成する必要がある。 | + | 説明が後になったが、ユーザーを作成する際に指定したセキュリティで暗号化されたパスワードを |
| + | 生成する必要がある。 | ||
| 2系の場合は以下のようにして生成する事ができる | 2系の場合は以下のようにして生成する事ができる | ||
| ライン 352: | ライン 355: | ||
| + | ===== mailmanインストール ===== | ||
| + | Postfix+dovecotの環境でmailmanも独自ドメインで運用するには少し面倒だったりする | ||
| + | mailmanにPostfixからメールを渡す際にaliasesを利用する必要があるのだがPostfixとしてのaliasesではプログラムにパイプ(|)でメールを渡す事ができない。 | ||
| + | その為、ローカルのaliasesを利用するのだが、/etc/aliasesに書くとごちゃごちゃになるので/etc/mailman/aliasesを利用する。 | ||
| + | Postfixのmain.cfをその様に設定変更する必要があるのだが、上記のPostfixの設定通りに構築がされていればすでにその設定になっているw | ||
| + | さて、そうすると困った事がおこる。 | ||
| + | バーチャルドメインで運用しているのに、ml-info@ドメイン1とml-info@ドメイン2が1台のサーバー上では共存が出来ないのである。 | ||
| + | このサーバーで運用するドメイン全てを同じ人が管理するのであれば上記注意点を理解してメーリングリストを作成すれば良いのだけど、ドメイン毎に管理者が違う場合、メーリングリスト名が早い者勝ちとなってしまう。 | ||
| + | それを回避する一つの方法として、メーリングリストの実態はユニークなリスト名にして、各ドメインでそのリストに転送をする。 | ||
| + | インストールはyumでOK | ||
| + | yum install mailman | ||
| + | |||
| + | コンフィグファイルを修正 | ||
| + | 編集ファイル | ||
| + | /usr/lib/mailman/Mailman/mm_cfg.py | ||
| + | |||
| + | 変更箇所 | ||
| + | #DEFAULT_URL_HOST = fqdn | ||
| + | #DEFAULT_EMAIL_HOST = fqdn | ||
| + | ↓ | ||
| + | DEFAULT_URL_HOST = fqdn | ||
| + | DEFAULT_EMAIL_HOST = fqdn | ||
| + | |||
| + | #add_virtualhost(DEFAULT_URL_HOST, DEFAULT_EMAIL_HOST) | ||
| + | ↓ | ||
| + | add_virtualhost(DEFAULT_URL_HOST, DEFAULT_EMAIL_HOST) | ||
| + | |||
| + | |||
| + | 以下を追加(一部、個人的なデフォルト設定の変更ありw) | ||
| + | MTA = 'Postfix' | ||
| + | DEFAULT_SERVER_LANGUAGE = 'ja' | ||
| + | DEFAULT_REQUIRE_EXPLICIT_DESTINATION = 0 | ||
| + | DEFAULT_SUBJECT_PREFIX = "[%(real_name)s:%%d]" | ||
| + | DEFAULT_LIST_ADVERTISED = No | ||
| + | OWNERS_CAN_DELETE_THEIR_OWN_LISTS = Yes | ||
| + | DEFAULT_REPLY_GOES_TO_LIST = 1 | ||
| + | ## DEFAULT_GENERIC_NONMEMBER_ACTION = 2 | ||
| + | |||
| + | |||
| + | ドメインを追加 | ||
| + | POSTFIX_STYLE_VIRTUAL_DOMAINS = [ | ||
| + | 'ドメイン1' | ||
| + | 'ドメイン2' | ||
| + | ] | ||
| + | |||
| + | |||
| + | add_virtualhost('ドメイン1','ドメイン1') | ||
| + | add_virtualhost('ドメイン2','ドメイン2') | ||
| + | |||
| + | ドメインを追加する度に設定を追加してmailmanをリロードする必要があります | ||
| + | |||
| + | |||
| + | service mailman start | ||
| + | |||
| + | chkconfig mainman on | ||
| + | |||
| + | |||
| + | メーリングリストの追加コマンド | ||
| + | newlist -q リスト名 管理者メールアドレス 管理パスワード | ||
| + | |||
| + | メーリングリストの削除コマンド | ||
| + | rmlist -a リスト名 | ||
| + | |||
| + | |||
| + | まぁ、aliasesファイルの編集やhashデータベース化も必要なのだが、それはわかるでしょ? | ||
| + | |||