VirtualBoxを裏で動かしてサーバにするとかいう使い方ではなく、ランレベル5であげてGUI(X)ベースで練習したいよねっていうとき

たとえばホストOSでいろいろ調べてコマンドのtypo防止にコピペしたいとか、その反対にゲストOSでエラーが出て検索したいとかっていうとき、双方向でコピぺできると便利だと思いますが、おそらくひと手間かけないと実現できません。

デフォルトはランレベル3(CUI)のイメージしかないのかな? よく見てない(^^;
利用したのはCentOS5.3のイメージでした。(たしか。違ったらごめん)

よっぽどあれなイメージでないかぎりランレベルを変えるだけであがるはず

runlevelつうコマンドもある、知らなかったら試しにひいてみよう
/etc/inittab 内の initdefault に記しているのがおそらく3なのでこれを5にして rebootすればよい
本項目ではエディタの使い方とか5で上がらないときのトラブルシューティングは扱いません

参考
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/theory10/theory10a.html
2002年の記事だなあ(遠い目)

すでに設定済みの場合は飛ばしてOK

環境が同じではないのでこれでできなくても泣かない
あとこのやりかたはどこにでも調べればあるはず

参考
http://d.hatena.ne.jp/Yudoufu/20100117/1263677767

今回の目標は仮想環境から外へ抜ける「だけ」なので、

+VirtualBox自体の設定>ネットワーク
+割り当てを「NAT」にする
+仮想環境内のeth01をrestartする

で実現できるはず。

eth01のrestartについてはこれ(2001年の記事): http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/091usenic.html

まあできれば単発点でどうこうされるよりもネットワーク設定とは? とかちゃんと勉強してほしいんだけどなあ

※この設定をやると、ホストOS(Windows+VirtualBoxでLinuxだと、Windows側)からSSHでゲストOSに接続ができなくなります。なぜどうしてとかはここではふれない。

双方向コピペをやりたい場合はGuestAdditionsが必要。これを使うためには、ゲストOS側にコンパイラとカーネルのソースがないとだめ。

+kernel-develとgccをインストール
rpm とかしてなかったら、yumで一発でインストールできる。(ネットワーク設定をしていればの話)
どうでもいい話だがただのアップデートではインストールされないはず。
+virtualboxのツールバーにあるデバイス>Guest Additionsのインストール
これをやるとCD-ROMっぽいのがmountされる。df -a とかするとたしかに存在する。
+VBoxLinuxAdditions.run を実行する
もしもエラーが出た場合はmessagesなどにヒントがないか見る。
もしかしたらパッケージによってはmakeとかもないというひさんな状況かもしれない。であればそれらも入れる。
+シャットダウンする
中断とかではだめ
+CentOSイメージの設定から一般>高度>クリップボードの共有 で双方向を選べばよいはず

で再起動したらコピペができるようになった

参考
ヘルプファイル
インストールしてないとかで見られない人は
http://www.virtualbox.org/manual/ch04.html#id463025
Shared clipboardのところ

http://www.virtualbox.org/manual/ch03.html#generalsettings
Installing and Maintaining Guest AdditionsのGuest Additions for Linuxのところと
“Advanced” tabのShared clipboardのところ