スパムメール対策としてDDNSで運用しているメールサーバを通さないようにしているプロバイダが増えている
プロバイダにもよるが抜け道としてSubmissionポート(587)でちゃんと認証したらリレーしてくれるSMTPサーバを
提供している場合がある。
qmaiの場合は/var/qmail/controlにsmtproutesファイルを作成して以下のように記述する。
:リレーするsmtpサーバ
しかし、このままでは認証が通らないのでパッチを当てる必要がある。
すでにqmailがインストールされている事を前提に手順を記載しておく。
cd /usr/local/src
wget http://tomclegg.net/qmail/qmail-remote-auth.patch
cd qmail-1.03
patch < ../qmail-remote-auth.patch
make qmail-remote
install -m 711 qmail-remote /var/qmail/bin/qmail-remote
smtproutesファイルは以下のように修正をします
:リレーするsmtpサーバ:587 ユーザ名 パスワード
以上で設定が完了なのでqmailを再起動する。